タイゴルフツアーのツボ

台湾でもっと有名な小籠包レストランのタイ支店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」

日本人にとって『小籠包』の代名詞といえば台湾の「鼎泰豊(ディンタイフォン)」ではないだろうか。1993年の「ニューヨーク・タイムズ」で『世界の10大レストラン』のひとつに選ばれたエピソードなど、その名声は説明が不要なほどだ。

タイ、バンコクにある中華料理店、鼎泰豊(ディンタイフォン)のテーブルセット
リーズナブルながらも高級感があるのが鼎泰豊の魅力。

台湾での創業時は普通の食堂だったが、海外にも展開しており、現在、バンコク都内に6店舗ほど展開して、いずれの店舗も人気レストランになっている。2010年以前は東南アジアではシンガポールなどでしか楽しめず、多くの小籠包ファンが「鼎泰豊」のタイ進出に歓喜したものだ。展開先も立地のいい大型商業施設が多く、ゴルフ帰りに立ち寄りやすい利点もある。
ここではそんなタイの「鼎泰豊」を推していきたい。

タイ、バンコクにある中華料理店、鼎泰豊(ディンタイフォン)の外観
タイ第1号店のオープンはファン待望の瞬間だった。

タイの「鼎泰豊」はシンガポールからやってきた

「鼎泰豊」は2011年5月、満を持してタイに進出。第1号店は、日系デパートの「伊勢丹」が入居する「セントラル・ワールド」にある。実は何年も前からこのデパート内に「鼎泰豊」の看板があり、誰もが今か今かと待っていた。しかし、この商業施設はタイの政情不安でたびたび戦火の影響を受けてしまい、「鼎泰豊」進出が遅れに遅れた。

そうしてやってきた「鼎泰豊」は、タイ国内ですでに各所で展開していたシンガポール系ベーカリー「ブレッド・トーク」のグループだ。シンガポール経由とは言え、1号店の開業当初は台湾から派遣されたと見られる中国語と英語だけを話す従業員が多数いた。ホールやガラス張りの厨房に数人おり、タイ人従業員に本場の仕事を教えるために来たのだろう。
そのためか、味わいや雰囲気は本店と寸分違わぬものであり、台湾、あるいはシンガポールにわざわざ行かなくてもよくなったと、タイにいる「鼎泰豊」ファンは感激したものだ。

タイ、バンコクにある中華料理店、鼎泰豊(ディンタイフォン)の厨房
鼎泰豊は厨房を客が見渡せるようにガラス張りになっている。

メニューも基本的には本店とほとんど同じで、言ってしまえば日本にある「鼎泰豊」とも同じだ。同時に注文方法も共通で、席に着いたらメニューを兼ねているリストに数を記入して店員に渡すというシンプルなもの。

タイの店舗のなかで特に人気があるのはやはり1号店の「セントラル・ワールド」内の「鼎泰豊」だ。施設内にゴルフグッズのショップも多いので、ゴルファーからも人気が高い。昼時・夕食時ともなれば、あるいは週末などは待ち時間を覚悟しておいた方がよさそうだ。

タイ、バンコクにある中華料理店、鼎泰豊(ディンタイフォン)のセントラル・ワールド店
セントラル・ワールド店はランチとディナータイムは大行列。

「セントラル・ワールド」からBTS(スカイトレイン)でひと駅ほどのところにある富裕層向け商業施設の「セントラル・エンバシー」内の支店ならわりと穴場。1号店よりは待ち時間が少なく入ることができる。

日本人に広まる小籠包の間違った食べ方

小籠包の食べ方を、実はほとんどの日本人が勘違いしていると言われる。

日本人の食べ方は、熱々の小籠包を破れないよう黒酢やラー油を入れた醤油につけ、それを口に運ぶ。熱々のスープを火傷しないよう楽しむのが小籠包だと思っているだろう。
しかし、本場の食べ方を「鼎泰豊」のマネージャーに訊くと、そもそも醤油ではなく、黒酢で食べるのだと説明してくれた。餃子の延長で醤油を使ってしまいがちだが、実は要は「酸味」なのだ。
しかもおすすめの食べ方としては、小籠包を黒酢につけてレンゲに載せたら、まずは突き崩してスープを先に飲んでしまう。その後、黒酢につけた細切りのショウガとともに口に小籠包を入れる。この食し方は日本人のやり方とはまったく違う。

タイ、バンコクにある中華料理店、鼎泰豊(ディンタイフォン)の小籠包(蒸籠)
注文してから小籠包のかごが届くまでが待ち遠しくてワクワクする。

ただ、と「鼎泰豊」のマネージャーが付け加えた。

「小籠包は自由な食べものです。どう食べてもおいしいですから、好きに食べてください」
本場とは違うが、日本人の食べ方もそれでいいのだそうだ。そもそも小籠包は台湾発の料理ではなく、上海が発祥だとされる(諸説あり)。バンコクで中華料理店を営む上海人に聞くと、確かに上海でも小籠包に醤油は使わず、黒酢で食べると証言する。ただ、その人物もやはり「醤油を使いたければ全然問題ない」と言う。小籠包は懐が深い。

タイ、バンコクにある中華料理店、鼎泰豊(ディンタイフォン)の海老ワンタン
小籠包のほかにエビワンタンなど、包んである料理もおいしい。

タイ、バンコクにある中華料理店、鼎泰豊(ディンタイフォン)の海老チャーハン
鼎泰豊のエビチャーハンも実は非常においしい逸品。

「鼎泰豊」でおすすめしたいのはやはり看板メニューである小籠包だ。バンコクにも華人は少なくない。そのため、多数の中華食堂で小籠包を食べることができる。しかし、中華料理は伝統である。歴史と経験の積み重ねられた「鼎泰豊」の小籠包にかなうレストランはバンコク都内にそうない。

タイ、バンコクにある中華料理店、鼎泰豊(ディンタイフォン)の小籠包
小籠包の魅力は小さいながらも少量で満腹になる質感。

【データ】
名称:鼎泰豊(Din Tai Fung)
住所:https://www.dintaifung.com.sg/locate-us.php
時間:11:00~22:00(セントラル・ワールド店)
定休:ナシ
URL:https://www.dintaifung.com.sg
FB:https://www.facebook.com/DinTaiFungTh/
地図:上記「住所」のURL内の各支店をクリック

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