【タイ薬】風邪薬から胃薬まで!現地で知っておきたいタイの薬事情
タイを訪れる旅行者にとって、現地の薬局は意外な安心材料です。
観光地や都市部には多くの薬局があり、軽い症状への対処に役立つ市販薬が手に入りやすくなっています。
本記事では、タイの一般的な薬事情を概観し、風邪薬や胃薬などのカテゴリ、そして旅行者にも人気があるおすすめの5種類の市販薬を紹介します。
※なお、本記事は一般的な情報提供を目的としています。服用前には専門家や薬剤師へ相談し、ご自身の体調に合わせた判断を行ってください。
タイの薬局事情
タイの薬局は「Pharmacy」や「Drug Store」の看板を掲げ、街中やショッピングモール、観光エリアで容易に見つかります。
一部の薬剤師は英語で対応でき、簡単な症状を伝えれば、それに合わせた薬を提案してくれることも少なくありません。
スクンビットやシーロム界隈では、日本語対応の薬局もあります。
また、ジェネリック医薬品も充実しているため、比較的リーズナブルな価格で入手できるのもメリットの一つです。
市販薬の主なカテゴリー
風邪薬・総合感冒薬:のどの違和感や鼻づまり、軽い熱などの症状に対応する市販薬が多数流通しています。
胃腸薬・整腸薬:旅行中にありがちな胃もたれや軽い下痢、食あたり対策として整腸剤や胃酸過多抑制薬が人気です。
痛み止め・解熱鎮痛薬:市販のパラセタモール(アセトアミノフェン)系薬剤が手軽に購入可能。
塗り薬・外用薬:虫刺され、軽いかゆみ、筋肉の張りなどに使えるクリーム・軟膏も揃っています。
ハーブ系サプリメント:タイはハーブを使った伝統的な製品も豊富で、リラックスを目的とした品も見つかります。
おすすめの5選
以下は、旅行者の間で比較的よく知られる5種のタイ市販薬です。用法・用量を守り、購入時は薬剤師へ相談することをおすすめします。
1. Tiffy(ティッフィー)
総合的な感冒対策用パウダーや錠剤があり、軽い鼻づまりや喉の違和感に用いられることが多いです。
2. Decolgen(デコルゲン)
こちらも一般的な総合感冒薬ブランドで、症状に合わせた複数タイプが用意されています。
3. GrataiBin(ガターイビン)
お腹の不快感や下痢に対処するための代表的な液体の薬です。
下痢止めではないのでご注意を。
4. Smecta(スメクタ)
整腸作用が期待される製品で、旅行者下痢を起こした際に役立つことが多いとされます。
5. Counterpain(カウンターペイン)
筋肉疲労や軽い痛みに用いられる塗り薬で、ゴルフ後のケアとして人気です。
購入時のポイント
・必ず成分や用途、用法・用量を確認し、分からない点は薬剤師に尋ねてください。
・体質や持病がある場合は、事前に医師に相談し、海外での市販薬使用について意見を求めると安心です。
・日本に持ち帰る際は、各国の法規制を確認することを忘れずに。
まとめ
タイでは多彩な市販薬が手に入り、旅行者にとっては心強い存在です。
現地の薬局と上手につきあえば、ちょっとした体調トラブルに柔軟に対処できます。
ただし、自己判断だけに頼らず、必要な場合は専門家へ相談して安全かつ適切なケアを行いましょう。
記事に掲載された店舗や観光スポット、サービスなどの情報・写真は取材当時のものです。移転や閉鎖、サービス終了や変更などもありますので、ご注意ください。