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バンコクのエレガントなコロニアル風邸宅でいただく、辛くも奥深い味わいの本格タイ南部プーケット料理

日本各地に名物郷土料理があるように、もちろんタイも各地方によって名物料理、違った料理スタイルがあります。タイ料理は辛いものと思っている方も多いと思いますが、タイの地方料理の中で最も辛いといわれているのが南タイ料理です。

アンダマン海とタイ湾に挟まれているタイ南部は、当然海の幸に恵まれているためシーフードを多く使う料理がいっぱい。また、マレーシアに近いため、ムスリムの影響を受けた料理や、ココナッツを多用した料理が多く見受けられるのが特徴です。ちなみに数年前に「世界で一番おいしい料理」として選ばれたマッサマンカレーは、南タイ料理の代表格。

そんな南部料理をバンコクでいただくなら、プーケットの有名老舗レストランのバンコク店「プライラヤ」がおすすめです。

プライラヤ 外観
エレガントな一軒家レストラン

プライラヤ 料理
南タイ料理は激辛が基本

舌の肥えたタイ人が足繁く通う名店

「プライラヤ」は、プーケットで20年以上営業を続ける老舗。オーナーのプライさんによる伝統のレシピによる料理のおいしさは、地元プーケットだけでなく全国的に知られており、プーケットを訪れた必ずここへ寄るというタイ人も多いことで知られています。

数年前にオープンしたバンコク店は、中国とポルトガルの文化が色濃く入り込んだプーケットの伝統スタイルであるシノポルトギースタイルのエレガントな一軒家スタイルのレストラン。メインの食材をプーケットから取り寄せ、もちろんレシピもメニュー構成も本店と全く同じものを展開しています。プーケットへ行かなくても本場の味が楽しめるとあり、常に多くの人が詰めかけます。

プライラヤ 店内
プーケットの伝統的なシノポルトギースタイルを踏襲したコロニアル風のインテリアが上品な印象

シーフードを贅沢に使った料理の数々

では、「プライラヤ」の名物料理をいくつかご紹介していきましょう。シグネーチャーメニューとして絶大な人気を誇るのは、「ゲーン・プー・バイチャップルー・センミー」。大きな蟹肉が贅沢にごろごろ入ったイエローカレーで、センミーと呼ばれるビーフンと一緒にいただくのがプーケットスタイルです。新鮮な蟹肉の甘みと旨味、たっぷり入ったココナッツミルクの風味が奥行きある味わいを生み出し、辛いけれどもやめられなくなるおいしさです。

プライラヤ ゲーン・プー
プーケットの名物料理「ゲーン・プー・バイチャップルー・センミー」(400/600B)。大きな蟹肉と共に、バイチャップルーという葉っぱ入り

南タイではよく使われるサトー豆(ねじれ房豆)とエビを、小エビを発酵させた調味料・ガピで炒めた「パットサトーガピクン」も南タイ料理の代表格のひとつ。ほんのり苦味と青臭さがある独特な味わいが特徴のサトー豆とアミノ酸による旨味いっぱいのガピとの組み合わせは最強のタッグ。

プライラヤ パットサトーガピクン
「パットサトーガピクン」(250B)。サトー豆がたっぷり。独特の風味はハマったら病みつきに

中国文化が色濃く根付いているプーケットは、中華料理に影響を受けた料理も多くあります。プーケット風角煮「ムーホーン」はそんな料理のひとつ。豚の三枚肉を黒胡椒とにんにくをたっぷり入れ、じっくり3時間煮込んでいるため、お肉がほろほろと柔らか。甘辛い味付けは白いご飯がよく進みます。

プライラヤ ムーホーン
豚バラ肉をにんにくと黒胡椒を入れて3時間煮込んだ「ムーホーン」(250B)は、中国料理の影響を受けたもの

プライラヤ ヌアプラーガポン
「ヌアプラーガポントートクルアンゲーン・スタイルプーケット」(300B)。カラっと揚がったシーバスにレッドカレーソースを掛けてスパイシーに

プライラヤ ホーモックヌアプー
バナナの葉っぱで包んで蒸した「ホーモックヌアプープーケット」(250B)。上には蟹肉が、下には魚の身が入った豪華な一品

ミシュランガイドバンコク2018では、ビブグルマンに選出されている「プライラヤ」で、奥深くも刺激的な南タイ料理を体験してみてください。

【データ】
名称:Prai Raya
TEL:02-253-5556
時間:10:30〜22:30
定休:なし
URL:https://www.facebook.com/PraiRayaPhuket/
地図:Googleマップで確認

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