タイの貴重な骨董コレクションが飾られた博物館のような一軒家レストランで味わう伝統タイ料理
日本でも高い人気を誇るタイ料理。本場・タイでは当然、屋台から高級レストランまで、様々なスタイルのタイ料理を楽しむことができますが、せっかくなら味も雰囲気も評判の良いところでゆっくりと食事を楽しみたいものですよね。
タイ初心者〜何回もリピーターしているタイ上級者の方にも自信を持っておすすめできるのが、バンコクの中心地・アソークにある一軒家レストラン「ザ・ローカル」。タイらしい伝統的な内装の中、辛さをマイルドに抑えつつも深みのある味わいの上品な料理が楽しめるとあり、在タイ日本人の間ではビジネスでの接待や奥様会の集まりなどにもよく利用される信頼性の高いレストランなのです。
タイの伝統をふんだんに盛り込んだ広々とした一軒家レストラン
タイ全国の伝統料理を、タイ全土から厳選した食材で展開
店内はまるでミュージアム
エントランスで待機している伝統的なタイドレスを着用したスタッフにエスコートされて店内へ足を踏み入れてみましょう。入ってすぐの場所には大きなミシュランの人形が。そう、「ザ・ローカル」は「ミシュラン・ガイド バンコク2019」にビブグルマンとして選出されている、グルメに精通したグルマンたちからのお墨付きレストランなのです。
タイを近代化に導いた名君として現在もタイ国民から多大な尊敬を集めているラマ５世の肖像画が掲げられたスペースには、古い書物や古い食器、壺などの骨董品などが展示されていて、まるでタイの伝統文化を伝える博物館のよう。これらのコレクションは、すべてのオーナーが収集してきた貴重な品々で見応えがあります。
ラマ５世の肖像画が掲げられたスペースはちょっとしたミュージアムのよう
籐の椅子、鳥かごを使った照明など、タイらしさ満載
伝統レシピで伝えるタイ各地の名物料理の数々
さて、お料理ですが、タイ全国のポピュラーな伝統料理をひと通り展開しています。タイの食材を使い、各地で長年伝わってきたレシピで調理し、タイの伝統文化を伝える……というのが「ザ・ローカル」のコンセプト。また、お料理やドリンクに使用するハーブは、自家製ガーデンで育てるなど、食材へのこだわりも相当なものです。
まず、最初にオーダーすべきは、タイの代表的な前菜を集めた「アペタイザーセット」。タイ北部・チェンマイの名物料理「カオソーイ」、蓮の花びらの上に干しエビ、しょうが、ピーナッツ、唐辛子、ココナッツ、ライムなどを乗せ、甘いタレを掛けていただく「ミアン・ブア・ルアン」、香りのよいバイトゥーイの葉でチキンを包んで揚げた「ガイ・ホー・バイトゥーイ」、タイ風つみれ「トートマンプラー」、タイ風おこし「カオタン」の５種類の盛り合わせです。
５つの前菜を盛り合わせた「アペタイザーセット」（290B）
そして、日本人に人気の高いサラダといえば「ヤムソムオー」。ザボンをチリやナンプラーベースの調味料で和えたフルーツサラダです。サボンの爽やかな酸味とピリ辛の風味が絶妙に混ざり合い、不思議と虜になる味わいなので、ぜひ挑戦を。
さわやかなザボンのサラダ「ヤムソムオー」（290B）。エビもぷりぷりです
メインディッシュには「マッサマンカレー」がイチオシ。マッサマンカレーといえば、2011年にCNNによる「世界で最もおいしい料理」ランキングの1位に選ばれたことを機に日本での知名度は一気に急上昇したのも記憶に新しいところ。タイ南部で親しまれてきたこのカレーは、イスラム文化やインド文化に影響を受けて生まれたといわれています。シナモン、カルダモン、ナツメグなどのたくさんのスパイスとココナッツミルクを使うのが特徴で、甘みが強めのまろやかな風味は、日本人の舌によく合います。
「マッサマンカレー・ウィズ・Oxタン」。こちらは牛タン入りのひと皿。秘伝のレシピによってじっくり煮込まれた牛タンは驚くほど柔らか
接待や会食に使える個室も用意
それぞれインテリアの違う個室は全部で５室。少人数での集まりはもちろん、40名程度の大人数にも対応する大きなパーティールームも用意しています。ゴルフコンペの表彰式や慰労会にもぴったりですね。
40名程度までの大人数にも対応する個室
チークの壁、タイシルクのファブリックが高級感いっぱい
【データ】
名称：THE LOCAL
TEL:02-664-0664
時間：11;30〜14:30、17:30〜23:30
定休：なし
URL：https://www.facebook.com/thelocalcuisine/
地図：Googleマップで確認
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